大変申し訳ございませんm(_ _;)m
続きはまた書くよ、とか言っておいて今になりました。どうやら僕の周りの時空がゆがんでいるようです。……嘘ですごめんなさい!
本記事では先日アップした創作についてのお話を続けますので、作品を読んでいない方や前の記事を読んでいない方は下記リンクをどうぞ。
若干踏み入った話をしようと思いますので、箇条書きにします。
- 構成など、全体について
今までの反省として濡れ場が短すぎる問題があったので、なるべく早くそういうシーンに入りこもうとプロットを組みました。といっても本当に短編なのでプロットと呼ぶには仰々しいです。メモ書き程度のものでした。僕がネットに上げる作品は習作の性格が強いので、今回の構成に関しては物語的効果が足りなかったと思っています。デビューしてないから言ってみればすべて習作ですけどね……。来年春ごろに向けてちょっと頑張っているところです。
亜梨紗との馴れ初めをもっと読みたかった、という意見をもらいました。確かに、説明が続いてつまらなかったんじゃないかと。僕にもっと体力があればよかったです。これについては後述します。
- 亜梨紗という女の子について
気まぐれでクールだけど、スイッチが入ると情熱的。そういう女の子を書きたかったので生み出しました。序盤、主人公との出会いのシーンは野良猫がきっかけですが、この猫をモチーフとしています。安直に「猫系彼女」と呼ぶのは矜持が許さないのですが、読んでくださった方はどんなイメージを持ちましたか? 僕は猫を飼った経験がないので、なんとも言えないです。ちなみに胸の大きさを「確かな膨らみ」としか描写してないのは、読者に程度を委ねてみようという試みです。結果として巨乳を想像した人が多いのはどうしてだろ……?
- 例のシーン
こういうシーン書くの、僕は無性に疲れるんですよね。だからまだ気力が残っている頃合いにがちゃがちゃとキーボードを叩きたいのです。今回は導入を短くすることで、そこそこ丁寧に書けたと思います。エロを書く本来の目的は性描写の練習なので。ただ、前述の亜梨紗の性格に甘えて、かなり不自然な導入になってしまいました。反省してます。要するに馴れ初めをしっかり描いて、なおかつエッチも濃厚にできれば理想なのですが、そうなるといつ最終稿をアップできることやら(^_^;)
……早漏じゃないですよ? このアンケート結果はなんですか!!
「おい、読んでやったぜモナカ! お前に言ってやりたい……
— ほっとモナカ (@blackvalley) 2015, 11月 27
- ディティール
冬の公園で亜梨紗が主人公を待っているシーン、僕は彼女に文庫本を持たせたのですがここで結構迷ったんですよね。わりとどうでもいいかもしれませんが、僕はディティールにこだわりたいので、小物で彼女の趣味とか性格などの人となりを知れたらなと。最初はハードカバーを持たせようかと思ったんです。本好きゆえに少ない小遣いでも新刊を買い求めるかんじ。でも、きっと彼女は流行りの作家とか知らなそうです。手垢で薄汚れた文庫本を一冊は肌身離さず持っていて、折にふれて読み返す、みたいな。まあ、美少女の手垢で本が汚れたりするはずないので、本自体の状態は描写しませんでしたけどね!
ちなみに公園の樹木が寒風に吹かれている様子の描写は、それこそ手垢のついた表現なので変えようかと思ったのですが、亜梨紗の登場がくっきり印象に残ってほしいのでそのままにしました。木にばかり目線が行くと困るので。
- こんくるーじょん
物語を書くことは常に、僕に己の未熟さを突きつけてきます。今回のお話の二人はある面で成熟したのかもしれませんが、その成長の果実はなにも二人のためだけのものではない。
……なにを言いたいのかわからなくなったので、一言で終わらせます。
今後もえっちなの書きます。