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前置き
大学時代にFE(基本情報技術者試験)を受けようとして、あの熊本の地震で試験自体が中止になった経験があります。ほとんど勉強した内容を忘れたとはいえ、「まあ、いけるっしょ」とITパスポート試験(iパス)を受けることにしたのですが……。
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勉強開始
「土日をつぶしたくない」というクソな考えで、木曜日、つまり2日前に申し込みを済ませ、意気揚々と教科書を開きました。使ったのは『かんたん合格ITパスポート教科書』です。
2日間の勉強といっても実際勉強できたのは10時間ほどでしょうか。最初の3時間で教科書を読み切り、「なんだ、FEよりめちゃくちゃ簡単じゃん(当たり前である)」と思いながら残りの時間で問題集を開くも……
「やばい!教科書に書いてない語句がぽんぽん出てきやがる!!」
と、まあ、愕然としたわけです。使った問題集は同じ出版社のこちら。

(全文PDF・単語帳&過去問アプリ付)かんたん合格ITパスポート過去問題集 令和2年度秋期 (かんたん合格シリーズ)
- 作者:間久保 恭子
- 発売日: 2020/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
試験3日前までなら試験日の変更がたしか可能だったんですが、時すでにお寿司。時間は帰ってきません。
仕方ないので黙々と問題を解いていったのですが、結局手を付けられたのはこの問題集オリジナルの問題と、令和1年秋期の過去問1回分だけ……。あとはスキマ時間にスマホのアプリで問題を解いたりしました。
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試験本番
どうせ緊張することはわかりきっていたので、事前にリボトリールを噛み砕き(※良い子はマネしちゃいけません)、会場へ。
試験は120分なのですが60分経過したあたりからチラホラと退出する人が増え、部屋にこだまするクリック音も少なくなっていきました。あせります。超あせります。
試験終了10分前にようやく見直しを終え、這々の体で試験会場をあとにしたのでした。
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結果
終了から1時間もしないうちに、IPA(運営団体)からメールが届きました。
「え、もう結果見れるの?」
実は試験終了時に結果が即画面に表示されるのですが、焦りまくっていた僕はろくに目もくれず帰っちゃったのです。
で、結果がこちら。
「……受かってんじゃん!!」
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反省点、受験のコツ
正直、教科書は読まなくていいです。いや、生まれてこの方タッチパネルにしか触れたことのない人は読むべきでしょうけど……読むにしても熟読せず、流れだけを押さえましょう。どうせ問題集に丁寧な解説がついているのですから、そちらを読みこむほうがいいです。計算問題もしかり。
他の方も言っていますが、この試験に5千円と少しをかける価値があるかといえば微妙です。短期記憶で乗り切れてしまうのですから。
本気でITについて勉強したいのであらば、FEとかSG(情報セキュリティマネジメント試験)をおすすめします。ただ、日程が年に2回しかないのをどうにかしてほしいですね。僕は上坂さんのライブが春期試験と被ってるので受けません!(ドヤ)